2025年9月28日日曜日

キャンエコ 9月の活動

9月27日(土) 百年亭宿泊9名

  A班4名 14:00~18:00 栗拾い 栗の皮むき

  B班5名 埼玉県川越市三ツ又沼ビオトープでの活動後、夜到着

9月28日(日)

 参加人数 49名

 サポーター 炊事班の皆様、Sakuさんご夫妻、Nagaさん、Noguさん、Ooさん、Moriさん、Saiさん 

活動内容
【午前】 4班に分かれて活動

 1班 堤防下小川沿いのセイタカアワダチソウ抜き取り作業

 2班 稲荷谷津のアカメヤナギ抜き取り作業

 3班 梅林のアレチヌスビトハギ抜き取り作業

 4班 炊事班の手伝い

【昼食】 クルミの木下
 昼食後、バレーボール・バトミントン・キャッチボールなどを楽しみ、学生たちの交流の輪が広がっていました。 午前中の過酷な労働にもかかわらず夢中でスポーツを楽しむ姿を見て、若いエネルギーの偉大さを感じました。

【午後】
 稲荷谷津の階段設置予定場所を確認→わくわくの森階段見学後、数班に分かれて、里山里山一周散策。セイタカアワダチソウやアレチヌスビトハギを見つけ次第抜き取る。数名は、竹林で竹を伐採しファーマーセンターに運んで水鉄砲つくり

 9月は、キャンエコ今季代表の最終回となりました。代表の労をねぎらってか3年生だけでも24名が参加しました。3年生はいつも参加率が高く、おなじみの顔がほとんどでした。
 全体としてもほとんどがリピーターで、初めての参加は2名でした。新代表のあいさつの言葉に「この里山が好きで毎回参加していたら、代表になってしまいました。」とありました。キャンエコ参加人数が増えている理由はっきりとはわかりませんが、自然の中で活動する心地よさを感じている学生が増えているのではないかと思います。
 今回は多くの学生とサポーターに参加いただき、保全活動が大きく進んだように思います。

  • 初めて参加した学生が里山一周を終えて帰ってきたとき、「こんなに広いとは思わなかった。」
  • 炊事班の手伝いをした男子学生が、「炊事班の手伝いは、とても勉強になるんです。」
  • 1年前代表になったばかりで恥ずかしそうにしていた女子学生が、堂々と皆の前で午後の指示を出している姿等々、印象的な場面がたくさんありました。

 ご協力いただいた皆様、本当にお疲れさまでした。

By Saiさん(大池メールから)




2025年8月24日日曜日

2025年8月の活動

日時 8月24日(日)10:00~16:30

参加人数 法政大学キャンエコ16名 立教大学エディ※7名 計23名

サポーター Ta-hi、Oo、Ma-mu、En、Su、トマ、Mori、Sai 計8名 及び 炊事班の皆様

  

活動内容

午前 子パンダの森にて竹切

 キャンエコは先月(7月)も竹切をしました。しかも今月の参加者は全員リピーターだったのでだいぶスムーズに作業をすることができました。また、多くのサポーターの支えがあったので、猛暑の中でしたが、体調を崩す学生もなく、成果を上げることができました。

  

午後 小川沿いのセイタカアワダチソウ抜き取り

 日影のない場所での作業だったので、最初躊躇しましたが、キャンエコ代表から「アワダチソウの抜き取りをやりたい。」と提案があったので、実施することにしました。午後2:00~最も暑く日差したっぷりの中、学生たちは大変よく働きました。田んぼ塾から先のアワダチソウはほぼ無くなりました。若者の力と数の力は、偉大です。是非ご覧ください。

  

 キャンエコは、4名の4年生が参加してサポーター的な役目をしてくれました。大変助かりました。立教大の学生からは、「毎月来たい。」という声が上がっていました。

 今回の活動には、8人ものサポーターが参加して支えてくださいました。お陰様で、具合の悪くなる学生もなく、大きな成果を上げることができました。

 OOさんとMa-muさんは、朝早くから午後の活動に備えて谷津の草刈りをしてくださいました。また、Ooさん・Ta-hiさん・Enさんは、午後の活動にも参加してくださいました。

 炊事班の皆様には、朝早くからお弁当つくりをしていただきました。里山のお弁当をとても楽しみにしている学生がたくさんいます。

 多くの皆さまに支えられて、学生たちの活動は大きな成果を上げていると思います。みなさま、本当にありがとうございました。

By Saiさん(大池メールから)


※立教大学エディは、立教大学にて国内・海外問わずボランティア活動をしている団体(Instagramから)




2025年7月27日日曜日

キャンエコ 夏の生きもの探し

7/27(日)15:00~16:00

 ふれあい農園から大池までの間で、夏の生きもの探し。暑さを避けて、15:00から。30名ほどの学生と案内役が5名。

 オニグルミの木の付近に集合して、まずは、コナラの樹液に来ていた虫たち。カナブン、アオカナブン、シロテンハナムグリなどを見てスタート。ハラビロカマキリの幼虫を気に入った学生もいました。勇気を奮って、カナブンを捕まえた学生は糞をされて、ビックリしていました。

 歩くと草むらから小さなバッタが飛び出します。涙目をしたツチイナゴの幼虫。ユウガギクを見たり、ツマグロヒョウモンを捕まえたりしながら、ふれあい農園へ。ここでは、ナガコガネグモが巣にかかったウチワヤンマを捕食しているのを観察。田んぼに建てられた竹に止まっているのは、チョウトンボやショウジョウトンボ。

 田んぼの周囲には、ミソハギがピンクの花をつけていました。流れ沿いを歩いて大池に向かいますが、アジアイトトンボを見つけたり、シオカラトンボを見たり、遅々として進みません。ヌスビトハギやミズヒキの花。オオアオイトトンボを見つけた学生もいましたが、流石に、目がいいですね。道にいたオオヒラタシデムシに興味しんしん。成虫だけでなく、幼虫も一緒にいて、姿の違いに驚いていました。ヌマガエルの幼生を見つけたり、大きなコガネグモもいました。田んぼには、アライグマの足跡や亀のものと思われる足跡もありました。

 流石に、飛んでいたツバメやヒヨドリに気がついた学生はいなかったかもしれません。

 結局、果樹園にも辿り着けずに終了。学生たちが見つけて写真を撮ってきた虫たちも色々。アブラゼミ、ヤマトシジミ、ヒメギスと思われるバッタ、不明なシャクガの類などなと。ちょうど、夏の日暮れらしく、ヒグラシが鳴いてくれて解散。結構、色々でました。

By yamasanae

記録(下線は事前に見つけた生きもの)

昆虫 【カゲロウ目】カゲロウsp.(バットで)、【トンボ目】オオアオイトトンボ、オオイトトンボ、アジアイトトンボ、ギンヤンマ、ウチワヤンマ(死骸)、チョウトンボ、ナツアカネ、ノシメトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、【バッタ目】ヒメギス(たぶん)、オンブバッタ・幼虫、ツチイナゴ・幼虫、ショウリョウバッタ、【カマキリ目】オオカマキリ・幼虫、ハラビロカマキリ・幼虫、【カメムシ目】ニイニイゼミ(成虫、抜け殻】、アブラゼミ(成虫、抜け殻)、ヒグラシ(声)、マツモムシ(バットで)、ホシハラビロヘリカメムシ、【コウチュウ目】オオヒラタシデムシ、コクワガタ、アオドウガネ(ドウガネブイブイとしたが誤り)、シロテンハナムグリ、シラホシハナムグリ、カナブン、アオカナブン、ナガゴマフカミキリ(たぶん)、キボシカミキリ、イチモンジカメノコハムシ、【チョウ目チョウ類】キアゲハ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラ(特定外来)コジャノメ、【チョウ目ガ類】シャクガsp.(ヒメシャク類?)

【クモ目】コガネグモ、ナガコガネグモ(ウチワヤンマを捕食)、ジョロウグモ、

【両生類】ニホンアカガエル、ヌマガエル(国内由来、被害防止)、シュレーゲルアオガエル、

【哺乳類】アライグマ・足跡(特定外来

【野鳥】チュウサギ、ヒヨドリ、ツバメ

【植物】ヌスビトハギ、キンミズヒキ、ミソハギ、ミズヒキ、ヌマトラノオ、ハナトラノオ、ユウガギク、アメリカオニアザミ(被害防止

当日の写真オオイトトンボ、キアゲハ、コクワガタ、ニイニイゼミ
    

7/28 追記 ヤブランのことを聞かれた(あのつぶつぶの花は?)ことを思い出しました。



2025年7月 活動記録

 参加人数

26(土) キャンエコ4名 百年亭に宿泊

27(日)キャンエコ26名 キャンエコOG1名 明治大学サークル11名 高校生1名とその父 計41名

サポーター 炊事班 tsuru tana    oou   matsumu suto  nisiya  sanoka  morimo  sai 

午前

10:00~ 子パンダの森周辺竹切

12:30~15:00 昼食 休憩

15:00~ 里山の生き物調べ

16:00~ 百年亭周りの草集め 草取り

 大変な猛暑の中、学生たちのために駆けつけて下さったみなさま、本当にお疲れさまでした。また、ありがとうございました。

  • 炊事班:朝早くからの調理作業(ダブル暑・熱)は、焼けるような環境だったと思います。前泊組の4名がお手伝いに入りました。
  • 竹切応援隊:日影とはいえ、足場の悪い竹林での作業は、学生もサポーターもどんなにか体力を消耗したことかと思います。
  •  nisiyaさんが大量の氷を用意して、一人一人に配り熱中症対策をしてくれました。
  • 午後の生き物調べで、学生たちは、tsuru さんの話に興味津々、早速スマホで撮影し記録していました。

    昨秋から始まった「里山の生き物調べ」、この夏で一通り終わりとなりますが、学生たちの生き物を観る目が変わったように思います。

  • 百年亭周りの整備:朝早くmuroさんが機械で草刈りをしてくれたので、その草を一か所にまとめ、周辺の草取りをしました。
  • 百年亭の掃除:畳に敷いたグレイのシートを片付けて、掃除機をかけ、廊下の雑巾がけをして、全員集合の写真をパチリ。

    解散は17:00を過ぎていました。

 里山に学生たちが大勢集まることは、保全活動がそれだけ進み、学生にとっても学びが多いと思いますが、受け入れ側の対応(炊事班・サポーター)は苦戦しました。

By Sai

      




2025年6月22日日曜日

2025年6月 活動記録

6月21日(土) 
参加者   キャンエコ4名 
サポーター Ooさん Sakaさん Sai 

活動内容  
翌日の釣りのために、宍塚大池のヒシ刈りをしました。 専用の熊手を使ってやりましたが、根が池底の土に強く張っていて、抜き取るのに苦労しました。OoさんやSakaさんのアドバイスをもらいながら必死でやっていました。約1時間で岸から2mの範囲のヒシを刈ることができました。 その後、学生たちは,Sakaさんと一緒にウシガエルを捕獲するために大池周辺を回りました。残念ながら捕まえることはできなかったようです。4名の学生が百年亭に前泊しました。 

6月22日(日) 
参加者    キャンエコ31名 
       キャンエコOB1名 OG1名とその弟 
        府中市の高校3年生1名とその父 
        筑波大生1名  計37名
サポーター      Ooさん Moriさん Oguさん Matsumuさん Mineさん 炊事班の皆さん Sai 

活動内容  
午前  〈釣り〉 初めての学生が多く、ミミズを扱うことや釣った魚の針を抜くことなどに苦戦していましたが、Ooさんが中心となってサポートしたため、合計173匹のブルーギルを釣り上げることができました。1匹も釣れないと嘆く学生にOGOBが寄り添ってアドバイスしている姿が印象的でした。  

午後  
A班10名 〈稲荷谷津の整備〉 強い日差しのさす中、ブルーシートを広げて刈った草を集め、湿地の外に出しました。  
B班27名 〈こんちゃんの森の整備〉 アオキの抜き取り作業をしました。合計約2,200本のアオキを抜き取り、林の中が明るくなりました。 

感じたこと
今回の活動に限らず、キャンエコの代表は参加者集めに大変努力しています。 月初めには活動内容を確認し、早めに募集をかけることにより、たくさんの学生が集まっています。代表&副代表の姿に敬服します。 また、今回はキャンエコ社会人1年生が2名参加してくれたことも、活動がスムーズに行くことの助けになりました。 重ねて、さわやか隊のメンバーや理事の方が応援してくださったことが、保全の大きな成果を上げる要因になったと思います。 
皆様、大変お疲れさまでした。 
By Sai


        



2025年5月26日月曜日

2025年5月 活動記録

2025年5月25日 キャンエコの活動記録
参加者   キャンエコ26名(1年15名、2年5名、3年6名) 
      筑波大生1名 
サポーター 炊事班の皆様・Tさん・Sさん・Mさん・Oさん・Toさん・Mさん・Sai
 
活動内容
午前 
①〈稲荷谷津湿地のキショウブ抜き取り〉
前夜の雨はやんだものの、足元がぬかるみ大変な作業でしたが、学生たちは泥だらけになりながら株を抜き取ったり、花や蕾を切り取ったりしました。活動の前にMさんから「稲荷谷津湿地を保全する意味について」説明がありました。 

②〈自然農田んぼ塾の田んぼで田植え〉
毎回Oさんが自然農の仕組みを説明してくださるので、学生たちは千葉の棚田との違いを語っていました。 

③〈炊事班の手伝い〉
活動後のアンケート結果に「調理を手伝いたい。」という希望があったので、比較的近くに住んでいる学生に声をかけ、1時間ほど早く集合してもらいました。

午後
 ①〈「里山生き物だより」を作るためのデータ集 〉
5班に分かれ、大池までの観察路周辺で気になる生き物を探し、写真に収めたり特徴を記録したりしました。Tさん・Sさんが駆けつけて下さり、学生たちはとても有意義な時間を過ごしました。 

②〈田植え 〉
今回の参加者は、1年生が多かった(約6割)ので、「ここでの活動は学びが多いこと」を伝えました。また、その学びを使って「里山生き物だより」という形に仕上げたいという代表2名の意欲も伝えました。 みなさま、大変お世話になりました。 

By Sai

2025年5月1日木曜日

2025年4月 活動記録

 キャンエコ4月の活動

2025年4月27日(日)
参加人数 キャンエコ22名(新入生12名) 大阪府立大生1名
サポーター  Eさん Moさん Sai

8:00~
代表2名と府立大生1名が、里山一周して各ポイントにウォークラリー用のQRコードを取り付けました。

10:00~
「里山の春を楽しむ会」に参加。
数名ずつ各ブースに入り、先輩方に教えていただきながらお手伝いをしました。

お腹がいっぱいになったところで、キャンエコ恒例のダンスが始まりました。
新入生にはダンスがあることを知らせてなかったようで、どういう反応が出るか気になりましたが、始まると皆楽しそうに身体を動かしていました。
子供は2名参加してくれました。
切れの良い動きをするIちゃん(小学生)は、キャンエコのダンサーYさんとプロ並みのパフォーマンスを見せてくれました。

14:30~
里山ウォークラリーをしました。
4班に分かれ、地図を片手に里山の各ポイントを回りました。
最後の班が戻ってきたのは、16:30位になっていました。
このウォークラリーは、新入生に里山をざっくり理解してもらおうという目的で、昨年度のキャンエコ達が作りました。
多くのみなさんに活用してもらえると良いなと思っています。

最後に百年亭に戻って、
「新歓の行事の中で、今日が一番楽しかった。」と言っている学生がいて、今日はいろいろあったけど、よかったなあと思いました。
学生達にとって学びの多い一日だったと思います。
みなさま、大変お世話になりました。

By Sai