2002年11月17日日曜日

最初のキャンエコ

法政大学 キャンパスエコロジーフォーラム里山班の活動は、2002年11月17日から始まっています。

 当時の「きゃんえこ里山日記」に記録が残っていました。リンクを貼らしていただきました。
 こちらをご覧ください。懐かしの記録0 2002/11/17



11月17日宍塚大池行ってきました。

※当日は会の方がたがずっとガイドしてくださり、里山を歩きながらいろんなことを教えてくださいました。

里山 宍塚大池
話のまとめ

・宍塚の自然と歴史の会について
 プリントをもらいました。
1.宍塚の自然と歴史の会
 プロフィール 設立の背景と歩み 活動フィールド 活動内容 組織の体制と運営
 活動資金 今後の活動 
2.里山保全と市民の関わり
3.里山を創る たかが草刈、されど草刈
など

・平成14年度活動方針について
 プリントを基に説明をしてもらいました。
 月単位で運営会 年単位で総会を行っています。
 重点課題として
 1.NPOの認証→来年の春
 2.新たな畑の活用→里山ふれあい農園(市民農園)
 がありました。

・活動内容で重要なこと
 1.里山保全活動を進めるという点
  【田んぼ塾】 谷津田の米作りの実践~赤米、黒米、緑米
  【米オーナー制】 オーナーの拡大を目指す
  【ふれあい農園】 「生き物を大切にする農業の追及」 野菜栽培、果樹園、           堆肥つくりなど
 2.広報の点
  【出版物】 本を出版

・質問への返答、説明
 【行政・地権者・自然の会の関係はどのようになっているか】
 田、倉庫は貸してもらっている。しかし三者間では説明会などうまくいかない問題があるので、 行政への働きかけが重要になるであろう。
 
 【昔の宍塚】
 9家族で整備していて、土浦のチベットと言われるくらいのものであった。しかし、お金がかかるので宅地にするよりゴルフ場にするなどの意見もでたらしいが、意見統一はされなかったとのこと。
 
 【観光地化について】
 人が来ないということでは開発の手を逃れることはできなくなってしまう。
 観光地化により人が沢山来てしまっても問題としてあがるであろう、なので案として、来る人の 制限が必要になってくるのではないか。
 
 【相続の発生】
 相続の発生が起きてしまうと、相続税・世代交代で土地の所有と大きく関わるの
で、どうするのかが考えさせる問題となる。

 【これからの保全の方法について(法などからの観点)】
 「都市公園法」の「都市林」制度
 「都市緑地保全法」の「緑地保全地区」制度
 の導入

 当日の佐々木さんのお話の大まかなまとめです。
・地権者、行政、そして市民団体の関係のあり方、これからの関係のあり方。
・宍塚の自然と歴史の会の活動。
・土地(田んぼ、畑)の運営の仕方。
に重点がおかれました。里山のこと、利用の仕方、周囲との関わり方などとても勉強になったと思います。そして里山をどうするか?という問いに対して、この宍塚の活動はよい参考になるのではないでしょうか。

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 やはり、継続的に活動を続けていくということがとても大切なように思えました。こつこつやっていけば、必ず結果は出るのではないでしょうか。そのためには楽しむこと。やはり何でも楽しくないと続かないのではないでしょうか。
 私達キャンエコも、全く違う土地の人間ではありますが、学生として、緑地の大切さ、行政と地権者の関わり、生態系の保存等々を、里山保全を通して学んでいけたらなと思います。


 なんでまとめをオレがやんねぇーんだって言うお叱りの言葉が聞こえてきますが、当日は時間配分など次のこと次のことと、お話はばっちり聞いていましたが、メモまではできませんでした。。。そして何人かに相談したところ、彼がメモっていてくださいまして、お頼みしました。
 この場を借りて、感謝の意を表したいと思います。ありがとねっ

 みんなでやることの重要性を認識しています。
 みんなの力。みんなが力。
 担当は自分ではありますが、みんなのおかげでやってこれてるなといつも思います。



☆☆P.S☆☆
 あとあと、私個人としてはキャンエコ丸ごと、人間環境ネット21や宍塚の自然と歴史の会に入会したいと思ってるのですがどうですかね?
 社会人がほとんどいなくなってしまう今後を考えたとき、活動の幅みたいのをひろげようとするためには、やはり現役学生だけでは無理があると思います。NPO(宍塚はまだです)に入り、情報を頂き、私達としての関わり方でいけたら、かなり活発化するんじゃないかなぁ。

by.TK


 なお、現在のHPは、法政大学 キャンエコ里山班はこちら