2005年2月13日日曜日

キャンエコ報告20050213

キャンエコ報告20050213 名前: tanto [2005/02/17,00:57:53] No.35
日 時:2004年2月13日
参加者:キャンエコ10人
内 容:ゲンベーヤマ 伐倒竹の整理
    弥生の森の整理
    食事は宍塚産素材を使った料理満載


○ゲンベーヤマ 伐倒竹の整理
1月に山主さんがチェーンソーで倒した数十本の竹を、2月6日に続き整理しました。
玉伐りする人、運ぶ人(&集積所周辺の整理)、先週の作業跡を整理する人と分かれて行いました。
全て手作業。重労働。けれど体力使った甲斐があり、九割方片付きました。
よくぞここまで片付いたものだとビックリです。
引っかかった竹の処理などは、数人が力を合わせてようやくすることが出来ました。
キャンエコのみなさん、大変ご苦労さまでした。

この1月と2月で、ヒノキ林を飲み込みつつあった孟宗竹を整理しました。
ここのヒノキは、山主さんが高校生のときに植えたものだそうです。
ヒノキが隠れるほどに密集した竹林は、暗く、地面は固く、落ち葉は分解が遅く積もったままです。
これでは他の植物は殆ど育ちません(枯れたヒノキも何本かありました)。
今回の作業の結果、竹の陰になっていた直径15~20センチのヒノキが、10本程度ですがようやく姿を表しました。
山主さんは去年から「ヒノキの枝打ちもしなくちゃなんない」と仰っておられましたが、
ようやく枝打ちできる段階になったと思いますので、来年、実施したいと思います。
雑木林でないと里山らしくないと思われるかもれませんが、山主さんがせっかく高校生のときに植えたヒノキ。
「植えた木を大事に育てたい」という山主さんの気持ちを共有しながら、手入れをしていきたいと思います。
*尚、今後の竹林管理の大きな課題は、竹の「活用」です。

作業の途中には勉強家のMさんが、『ひまわりはなぜ東を向くか(瀧本敦著、中央公論社)』という本を手に、 竹について教えてくれました。
・孟宗竹は1700年代に中国から輸入した二本がもとで各地に広がった
・竹林の地下茎は、孟宗で11~12m/㎡、マダケで19m/㎡もある。
・丈は一日に80センチ(?)のびた記録もある。
・5~6月に急速に伸び、夏以降は延びるのをやめて光合成で作った養分を地下茎に蓄え、その養分で翌2~3月に筍をだす。
・・・などなど。他にも分かりやすい解説、Mさんありがとうございました。

○弥生の森整理
午後、2人ほどですが弥生の森の整理に参加しました。二人の会員が精力的に刈り払っている場所です。
刈ったものを集めて運び、燃やす作業をしました。
弥生の森は来るたびに広くなり景色もかわっています。手伝った学生は来月来たらまた驚くことでしょう。


○食事
毎回スペシャルな料理がそろいますが、今回も! ごっつぉーさまでした。
 ふれあい農園産三浦大根・ヒラタケ入り豚汁
 関東の郷土料理 すみつかれ
 キャンエコ・ヤーコンのきんぴら
 宍塚産ユズのピューレ添え 彩りお漬物
 宍塚のYさん作タノクロマメの五目煮豆
 宍塚のTさんの餅米入りチリメン山椒おにぎり
 宍塚のTさんの餅米上新粉でつくった くるみ味噌団子
 よもぎ団子
 古代米おにぎり
 ラッキョ着け
 梅干
 ・・えーとそれから・・・・

いやホントニ、おいしかったです。
素材もうまいし、お料理もとっっっても皆さん上手で、おなか一杯いただきました。
あのような美味しいごはんがあってこそ、皆、午後も体が動いたものと思います。
ご馳走様でした!