7/27(日)15:00~16:00
ふれあい農園から大池までの間で、夏の生きもの探し。暑さを避けて、15:00から。30名ほどの学生と案内役が5名。
オニグルミの木の付近に集合して、まずは、コナラの樹液に来ていた虫たち。カナブン、アオカナブン、シロテンハナムグリなどを見てスタート。ハラビロカマキリの幼虫を気に入った学生もいました。勇気を奮って、カナブンを捕まえた学生は糞をされて、ビックリしていました。
歩くと草むらから小さなバッタが飛び出します。涙目をしたツチイナゴの幼虫。ユウガギクを見たり、ツマグロヒョウモンを捕まえたりしながら、ふれあい農園へ。ここでは、ナガコガネグモが巣にかかったウチワヤンマを捕食しているのを観察。田んぼに建てられた竹に止まっているのは、チョウトンボやショウジョウトンボ。
田んぼの周囲には、ミソハギがピンクの花をつけていました。流れ沿いを歩いて大池に向かいますが、アジアイトトンボを見つけたり、シオカラトンボを見たり、遅々として進みません。ヌスビトハギやミズヒキの花。オオアオイトトンボを見つけた学生もいましたが、流石に、目がいいですね。道にいたオオヒラタシデムシに興味しんしん。成虫だけでなく、幼虫も一緒にいて、姿の違いに驚いていました。ヌマガエルの幼生を見つけたり、大きなコガネグモもいました。田んぼには、アライグマの足跡や亀のものと思われる足跡もありました。
流石に、飛んでいたツバメやヒヨドリに気がついた学生はいなかったかもしれません。
結局、果樹園にも辿り着けずに終了。学生たちが見つけて写真を撮ってきた虫たちも色々。アブラゼミ、ヤマトシジミ、ヒメギスと思われるバッタ、不明なシャクガの類などなと。ちょうど、夏の日暮れらしく、ヒグラシが鳴いてくれて解散。結構、色々でました。
By yamasanae
記録(下線は事前に見つけた生きもの)
昆虫 【カゲロウ目】カゲロウsp.(バットで)、【トンボ目】オオアオイトトンボ、オオイトトンボ、アジアイトトンボ、ギンヤンマ、ウチワヤンマ(死骸)、チョウトンボ、ナツアカネ、ノシメトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、【バッタ目】ヒメギス(たぶん)、オンブバッタ・幼虫、ツチイナゴ・幼虫、ショウリョウバッタ、【カマキリ目】オオカマキリ・幼虫、ハラビロカマキリ・幼虫、【カメムシ目】ニイニイゼミ(成虫、抜け殻】、アブラゼミ(成虫、抜け殻)、ヒグラシ(声)、マツモムシ(バットで)、ホシハラビロヘリカメムシ、【コウチュウ目】オオヒラタシデムシ、コクワガタ、アオドウガネ(ドウガネブイブイとしたが誤り)、シロテンハナムグリ、シラホシハナムグリ、カナブン、アオカナブン、ナガゴマフカミキリ(たぶん)、キボシカミキリ、イチモンジカメノコハムシ、【チョウ目チョウ類】キアゲハ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、アカボシゴマダラ(特定外来)コジャノメ、【チョウ目ガ類】シャクガsp.(ヒメシャク類?)
【クモ目】コガネグモ、ナガコガネグモ(ウチワヤンマを捕食)、ジョロウグモ、
【両生類】ニホンアカガエル、ヌマガエル(国内由来、被害防止)、シュレーゲルアオガエル、
【哺乳類】アライグマ・足跡(特定外来)
【野鳥】チュウサギ、ヒヨドリ、ツバメ
【植物】ヌスビトハギ、キンミズヒキ、ミソハギ、ミズヒキ、ヌマトラノオ、ハナトラノオ、ユウガギク、アメリカオニアザミ(被害防止)
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