2026年9月27日日曜日

9/27 秋の生きものさがし

 続いた雨により、ふれあい農園付近は、冠水。トイレに行くにも大変ですね。里山さわやか隊が、朝から水路沿いの草刈りなど整備を進めてくれていました。

 最初に、集団発生していたヒメジュウジナガカメムシを観察。付近に食草が見当たらないが、おそらくガガイモ科の植物があったのでしょう。個々のヒメジュウジナガカメムシがたくさんの卵を産むわけでありませんが、強い集団性があり、親が集まってきて、同じところに卵の産むことにより、集団ができあがるようです。色々な発育段階の若虫(不完全変態の幼虫)もいました。

 カメムシ、バッタなどは、不完全変態で、蛹を経由しないで、成虫とほぼ同様な形態で、脱皮を繰り返して大きくなる。生息環境、餌も変わらないいわばシンプルライフを送ることを選択した昆虫たちですね。
 完全変態を選択した、チョウや蛾、甲虫、ハチ、ハエなどは、無防備な蛹時代を経由するが、体を作り替えて、餌や環境の変化に対応可能なフレキシブルな生き方を選択したということなのでしょうね。様々な選択をしていくことにより、昆虫は、地球上で最も繁栄している生きもの群(全生物の5~6割を占める)となったと思われます。

 次に、このところ出没しているイノシシの真新しい掘り返し跡を観察。二つの爪痕がある足跡も発見。どんな餌を見つけたのでしょうね。


 ユウガギク、キツネノマゴなどが咲く叢で昆虫探し。虻(ホソヒメヒラタアブ)や蛾(ギンスジキンウワバ)、ベニシジミやハラナガツチバチの仲間が花に来ていました。下草には、涙目のツチイナゴ、いかめしい顔をしたエンマコオロギなども見つけました。

 

 水かさが増えた水路沿いに大池方面へ。イネの害虫を探してみたり、キノコについていたキノコヒモミノガの蓑を見つけたり、ジョロウグモを見たり、ガマズミの赤い実をみたりしました。さわやか隊やキャンエコの仲間たちが枯れ枝や草を水路から引き上げてくれていました。

 余水吐きからは、大量の水があふれ出していました。

 大池の堤防では、パンフレット置き場の中に作られていたエントツドロバチの巣や橋に仕掛けられていた竹筒トラップを見たりしました。

 ソメイヨシノの木肌で、ヨコヅナサシガメの若虫(不完全変態の幼虫)を見つけたり、草むらで、コバネイナゴ、綺麗なシロモンノメイガなどを見つけたりしました。

  

 ナガコガネグモやジョロウグモの巣に居候している数ミリのシロカネイソウロウグモの撮影に挑戦したりしました。
 この後、戻りながら、毒茸のシロオニタケ(写真は参考)を見たり、赤くなったナツアカネ、クモ狩るオナガグモなども観察。
  

 この後、冠水して道が分からず、水路に落ちるというハプニングもありましたが、ズボンが濡れた程度で済みました。

 最後にヌルデの虫こぶ。ヌルデミミフシを観察。江戸時代のお歯黒の染料として使われていたそうです。
By yamasanae



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